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連休明けの7日から9日まで、旧職場のOB6人で今回は尾道からしまなみ海道を渡り愛媛の道後温泉・大洲・内子を旅しました。
「雨の御堂筋」や「長崎は今日も雨だった」などの歌にあるように雨はどこかロマンチックな響きがあります。
季節は春。
小ぬか雨を連想しますが、今回はそのようなものではなく、どしゃ降りの雨に見舞われました。八大竜王に余程気に入られたような旅でした。
しまなみ海道 生口島
尾道から瀬戸内海に浮かぶ6つの島を橋で連絡し、四国の今治までを結ぶ道路は通称しまなみ海道と呼ばれ瀬戸内海国立公園でも屈指の美しい眺めの観光地です。
前述のとおり今回は大雨でしかも霧が発生していたので、外の景色は見ることが出来ませんでした。
生口島で降り耕三寺と平山郁夫美術館に立ち寄りました。
耕三寺
浄土真宗西本願寺派の寺ということでしたが、境内は日光東照宮の陽明門や宇治の平等院鳳凰堂を模した建物や大理石の丘などがありました。
大理石の丘は丘全体が大理石となっていて、「これだけの大理石を一体どこから運んできたのだろうか」と驚嘆してしまいます。ここは再訪する必要はなさそうです。
平山郁夫美術館
平山郁夫は生口島の生まれだそうで、平山の作品を展示する素晴らしい美術館でした。
彼の5歳の頃から晩年の作品まで多数が展示され、生涯のテーマであったシルクロードなど見ごたえ十分な作品群でした。
印象に残ったのは5歳から小学生の頃の作品で、この頃から早くも人並み以上の才能を発揮しています。
この美術館は撮影が可能でしたので、作品の一部を紹介します。
大三島
大三島で降り大山祇神社に行きましたが、雨脚がさらに強くなったので、本殿に参拝し日本最古の大楠を見るにとどめました。
来島海峡大橋を渡れば四国今治です。
今治の市街地が見える高台に差し掛かったとき、山の上に今話題を呼んでいる加計学園が道行く人を睥睨するかのように聳え立っていました。
車は今治から松山に向かい道後温泉で1泊です(ここは半年前、別のグループで来ていて当欄に投稿したので省略します)。
画像
上 耕三寺 下 平山郁夫美術館
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