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2017年8月15日朝日新聞12版19ページより引用
荒井秀典国立長寿健康センタ―不院長の話、高齢者にとっての健康とは。慢性疾患があっても要介護状態にならず、自由に外出来、自立した状態と考えてよいでしょう。身体面では歩行がはやければはは速い程長生きする傾向にある。また精神面では認知機能が落ちていないことやうつ状態でないことも重要です。社会性は仕事をしている、地域活動をしているななんらかの社会的役割あることも関わっています。この3つのカテゴリーは相互に影響しており、その上で「健康」が維持されていることがポイントです。自らが出来ることは、全身の筋肉が衰えないように、運動や食事に気を付けることが大切です、筋肉が衰えると歩く速度が落ちますし、転倒によるケガや骨折につながったり、免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなったりします。また疲れやすくなるため、活動範囲や活動量が減り、脳も活性化しにくくなるという、悪循環が生まれます、この悪循環に陥った状態を「フレイル」と呼んでます。要介護の前段階を意味する言葉です。まずはフレイルにならないことが健康長寿への第1歩でしょう。
参考;2016年7月厚労省の発表、卑近寿命男80,98歳、女87.14歳、健康寿命は女74,21歳男71,19歳である。::
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