LONDON FOCUS (その2 )ケブラー
投稿者:KIKI 投稿日:2007年10月 2日(火
ナイフ犯罪の増加に対抗
防刃加工の特殊制服が登場.........。
英国内で過去2ヶ月間に、16歳以下の少年8人が刃物で刺され死亡するという事件が発生。
若者の間で、ナイフ犯罪が急増している。
子供の安全を懸念し特殊な素材「ケブラー」を用いた防刃加工が施された学校制服を
求める親が急増している。
「ケブラー」は、イラク駐留の英国軍隊が着用する防弾ベストに使用されている素材。
警察、警備員向けにもこの素材を用いた防護服が生産されている。
今年4月、BladeRunner社が製造したフードつき防刃素材ジャケットは、テーンエイジャーの間で
人気となった。
子供の安全を危惧する親から、学校の制服に施して欲しいという要望が出されている。
BladeRunner社がサービスを開始。
料金は、ブレザーで£120(26400円)セーター£70(15400円)という。
教師の間でも歓迎されいる一方、彼等が強制的持ち物検査の際には、防護服なくしては危険すぎるとして、
彼らにもあてがわれるべきであるという声も強い。
警察は、ナイフ犯罪は犯罪全体の割合からすればわずかだから、行き過ぎでは ..としながら、
子供の身を案ずる親の心情も理解できるとコメント。
kiki コメント
腕時計をはじめ、軍隊用発明品が庶民の平和利用に用いられることは良くあることだから、
そうかな?とおもう。が、ちょっとしたアイデアでBladerunner社は、これでまた株価上昇。
刃物ばかりでなく、イギリスの若者の間では、銃による犯罪が日常茶飯事に起こっている。
先月も、レイというフットボール好きの白人の少年が、11歳の彼の人生を不条理に閉じることを
余儀なくされたばかり。
これなどは、若者グループが、ガールフレンドのことで喧嘩。ガールフレンドを取った少年が
二人で車に乗ったところを、3人の少年が窓越しに銃で撃った。
ストリートを歩いていたレイは、ガラス窓をはねかえった流れ弾に.....。ネックの後ろから。絶命。
イギリスは、テロといい、少年犯罪といい、危険と背中合わせの街! 日本の20年後?